岐阜県飛騨地方に於て古くより栽培されている紅カブを改良した鮮紅色の中蕪で、寒さに強く根部は径10cmくらいの扁円形で肉質柔軟にして甘味スよく、茎葉部も40cm以上に伸長し、軟かく塩漬の外、千枚漬としても喜ばれます。
栽培法
播種は9月上旬より9月下旬迄が良く、育成期も50日内外にて収穫できます。
寒暖何れの地にても適し、色 蕪中最高種と思われる。一般蕪栽培に準する。
播種は秋蒔きが基本です。当地では標高が高い地域から8月下旬から9月上旬です。
蕪の性質上(赤蕪)高温期は発色、病気、虫等で出来が良くないです。
播種間隔は10cm程度。150cmの畝幅で4条蒔きが基本。10aあたり4dl程度必要。
高冷地標準栽培適期表